第17回技術シンポジウム
「新技術で拓くインフラ長寿命化:リニューアル戦略と性能回復・蘇生への挑戦~持続可能な社会を支えるインフラの未来~」開催のお知らせ
近年、高度経済成長期に集中的に整備された社会インフラの老朽化が進行しており、これらの適切な維持管理・更新は、技術者にとってこれまで以上に重要な課題となっています。インフラの維持管理における課題の背景には、必要な財源の不足、技術者の減少、さらには地震や豪雨などの災害リスクの増大といった複合的な要因が存在します。これらの課題に対し、従来の手法だけでは対応が困難となっており、新たな技術や戦略の導入が求められています。
本シンポジウムでは、「新技術で拓くインフラ長寿命化:リニューアル戦略と性能回復・蘇生への挑戦~持続可能な社会を支えるインフラの未来~」をテーマに、インフラ分野の第一線で活躍する専門家をお招きし、最新の技術や知見をご紹介いただき、多角的な視点からインフラの未来を展望します。
本シンポジウムを通じて、インフラの長寿命化に向けた新たな視点や革新的な解決策を共有し、持続可能な社会の実現に向けて、参加者の皆様とともに知見を深める貴重な機会としたいと考えております。
■概要
・日 時: 令和7年11月17日(月) 13:30-17:25 (13:00開場)
・場 所: アクロス福岡B2F イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
・主 催: 九州大学
・共 催: 西日本高速道路株式会社
・後 援: 国土交通省九州地方整備局、(公社)土木学会西部支部、(公社)地盤工学会九州支部、
(一社)九州橋梁・構造工学研究会、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部、
(一社)日本建設業連合会九州支部、(一社)九州地域づくり協会
・参加費: 無料
・土木学会認定CPDプログラム: 認定番号JSCE25-1074、3.2単位
■プログラム
13:00 開場
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~14:10(35分)講演1
『持続可能な社会の実現に向けた資源循環・廃棄物処理システムの研究』
中山 裕文(九州大学 大学院 工学研究院 環境社会部門 教授)
14:10~14:45(35分)講演2
『鋼構造の耐震・長寿命化に資する『耐疲労鋼』の研究開発』
吉中 奎貴(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究センター 材料創製分野 加工熱処理プロセスグループ 主任研究員)
14:45~15:00 休憩(15分)
15:00~15:35(35分)講演3
『新たな技術を活用した鉄道インフラの効率的な設備診断』
庄野 真也(西日本旅客鉄道株式会社 施設部 施設技術室 担当課長)
15:35~16:10(35分)講演4
『高経年化する送電鉄塔の保全技術の高度化』
善甫 遼(東京電力ホールディングス株式会社 経営技術戦略研究所 技術開発部 材料・化学エリア)
16:10~16:25(15分)休憩
16:25~17:00(35分)講演5
『重度腐食した耐候性鋼材の素地調整におけるアブレイシブ・ウォータージェット新技術の実用展開』
豊田 雄介(西日本高速道路株式会社 関西支社 保全サービス事業部 改築第二課 課長代理)
17:00~17:15(15分)学生アイデア発表
道路工学実践教室 最優秀班
17:15~17:20 閉会挨拶
≪敬称略≫
■[開催方法]
《会場開催》
・会場での聴講を希望される方は、トップページ「シンポジウム参加申し込み」の専用フォームより事前登録をお願いします。
※ 申込締め切り:11月7日(金)
・受付完了メールが届かない場合、ご入力頂いたメールアドレスが誤っている可能性がございますので、<kikaku@w-e-kyushu.co.jp>までお問い合わせ下さい。
・お申込み頂いた方へ11月7日以降、参加証をメール送付します。プリントアウトし、当日お持ち頂きますようお願い致します。
《CPD認定》
・本シンポジウムは、土木学会認定CPDプログラムです(認定番号:JSCE25-1074、3.2単位)
・会場開催に参加される方は、シンポジウム当日に認定証を発行します。・土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。他団体が運営するCPD制度に関する内容については回答いたし兼ねます。
【ポスター・チラシ】